天領日田おひなまつり

 全国の各地で開かれる「お雛まつり」ですが、たぶん、最初に始まったのがここ日田だと思います。

 最初に始まった豆田町は、昭和50年代の始め、それまで私は、高校へ通学は豆田町を通って毎日通学していた場所でもあります。
 当時は、古くなった屋敷が並んで、その中にあの広瀬淡窓の生家もあったなんて知ることもなく通っていましたが、どちらかというとゴーストタウンの印象が残っています。

 当時、駅前開発みたいなこと(正式名称は、わかりません)が実施されていて、その続きとして豆田地区の町並みも新しい町並みに、、という計画があったことは事実です。
 これに対して、今では、どこでも出てくる「町並み保存」の動きが。 この町並み保存のイベントとして行われたのが、「お雛まつり」では、なくて、それが「天領まつり」でした。

 江戸時代、日田は幕府直轄の天領、九州を統括する「西国筋郡代」が置かれその「西国筋郡代着任行列」を再現したものです。 そのまつりにテレビ中継が入ることになり、着任行列だけでなく古い町並みに古いお雛様を公開しては?と主催する方がお願いして「お雛様を公開」へ。
 着任行列と一緒に、豪華なお雛様も紹介されました。この番組は私自身、記憶にあります。行列も良かったけど、お雛様が素晴らしかった記憶があります。NHKさんも構成も良かったんだと思います。

 この公開が話題を呼んで、3月のひなまつりには、お雛様を公開する、「天領日田お雛まつり」が始まったのでした。 古いとは言っても、天領の時代からの裕福な町民文化の中で集められたもので、「豪華絢爛」そのもの。
 その時のお雛様を公開したのが「草野本家」であり、全国のお雛様の公開は、ここから始まったといってもいいのかと思いますね。 最初の公開に「快く応じていただいた草野本家の方に感謝」ということも当時の方は、話しておられました。
 草野本家のお雛様の写真等は、残念ながら、何度も伺ったことはありますが、撮影禁止、ご紹介はできませんが、日田市や日田市観光協会のホームページでご確認ください。

 天領の時代にこうしたお雛様は、裕福な町人の間で、その収集が競われていたということもあって、豆田地区だけでなく隈地区も一緒に公開して、日田地区全体のお雛祭りが開催されています。 店舗の前に飾られたお雛様

 旧家の豪華絢爛なお雛様のほかにも街角や店舗の前には、いろいろなお雛様があちこちに飾られていて、街中を歩いても楽しい気分にさせてくれる期間ですね。


  天領日田おひなまつり

開催:2月15日~3月31日
開催場所:日田市中心市街地(主に豆田・隈地区)
 期間中にひなまつりにちなんだ様々なイベントが開催されます。
 旧家の雛飾りを見る場合は、有料です。

開催日程や公開場所及びマップなどの詳細情報については、
日田市ホームページ及び日田市観光協会ホームページで公開されます。

季節は春!春の陽気に誘われて日田まで是非、お越しください。 グーグルマップへ

日田中心市街地

日田中心市街地